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第47巻 イタリア語と関西弁 


 この雑談を始めた当初というのは、ふざけたタイトルが多かったのですが、久しぶりに昔を思い出して「頭おかしいんとちゃうか!」という内容のものを書きまくります。
 皆さんはイタリア語を聞いたことはありますか?しゃべったことは無いけど聴いたことはあるという方は結構多いのではないでしょうか。では、関西弁(大阪弁)は聞いたことはありますか?そりゃありますよね。テレビでもガンガン喋ってますよね。もし、無いという方がいたら、あるいは生の関西弁が聞きたいという方がおられましたら、イグチまでお越し下さい。べたべたの関西弁で応対して差し上げましょう。
 では、今回はイタリア語と関西弁の、私なりに感じた共通点を述べてみることに致します。イタリア語というのは単語のアクセントが語尾に来ることが非常に多いのです。例えば、ボナペティート(召し上がれ)では「ティ」の部分が強くなりますし、マンドリーノでは「リー」にアクセントが入ります。ですから、概ね単語の後ろのほうにアクセントを入れるとイタリア語っぽくなるわけですね。そこで、私が感じたのは、「なんや関西弁もおんなじやないけ!」ということなんです。大体アクセントを語尾にもってくると関西弁になるのですねえ。では、文例をいくつかご紹介いたしましょう。

・やめてくださいよ  →  やめといたりーな 
・待って下さい    →  まったりー
・許してください   →  かんべんしてー
・本当ですか!    →  ほんまかいな!
・弾いてごらん    →  ひいてみー
・そこはアクセントですよ  →  それアクセントやっちゅーねん

 以上、ほんの一部をご紹介させていただきました。あとは巻き舌をよく使いというのも共通点ではないでしょうか。イタリア語でRR(アール2つ)の発音は日本人にとっては大変難しいといわれておりますが、大阪の南の方の方々でしたら難なく発音できるのではないでしょうか。ちなみに私もイタリアに行ったときはこの発音ではあまり苦労はしませんでした。その代表的な単語としては「ビール」があります。あえてカタカナで書くと「ビッルラァ」という感じでしょうか。みなさん、発音できます?では・・・。



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