27 リズムを感じて

私イグチは、実は最近パーカッションを習っているんです。パーカッションと言ってもいろいろあるわけですが、私がやっているのは所謂ラテン系ですね。例えば、コンガ、ボンゴといったものから最近流行っているジャンベという楽器もやっています。普段は弦楽器ばかりなんですが、一度打楽器をやってみたかったんですね。
それでですね、今では結構はまっているんですよ。楽しくてしょうがないですねえ。時間があれば太鼓叩いていますよ。

そこで感じたことをちょっと書いてみようかなと思うのですが、打楽器と言えばリズム楽器ですよね。
普段楽器を弾いていてなかなかリズムが安定しなかったりすることが多いと思うんですが、皆さんはそう感じることはないでしょうか。自分ではちゃんと出来ているつもりがCDなんかで聞いてみると「なんやこれは!」と言うことがあるんですが、これは何とかしたいですよねぇ。
では、そのリズムをどうやって一定に取ればよいのかと言うことなんです。勿論、こうでなければならないという決まりはないと思うのですが、お尻をプリプリ振ったり肩をグルグル回したり、まさか目をパチパチさせたり鼻をヒクヒクさせてリズムを取る人は、まあいないでしょう。(でもお尻はあるかな…)

私が練習している方法と言えば、体の中心つまりお腹でリズムを取ります。分かりやすく言いますと、まずお腹をまげて息を吐く、今度は伸ばして息を吸う。これを繰り返します。これをグルーヴィングと言うそうです。(ご存知の方には当たり前だと思いますが)。
これがリズムを取るときの基本となりますので、グルーヴィングが出来ていると一定のリズムが維持できるようです。(私もまだ練習中の身なので)でも確かにこうすることで体全体でリズムを感じるとが出来そうです。
皆さんもぜひ一度試してみてください。

それからもう1つ面白いなあと思ったのが、二進法を使って指で数を数えるんですね。これはどういうことかといいますと、指のストレッチになるのと、分離をよくする効果があるようです。例えば、違うリズムを同時に出したり聴いたりしても混乱しないで済むみたいです。(これも練習中でございます。)

ね、面白そうでしょう。皆さんも箱でも椅子でも何でも良いので試してみてください。それと、ギターやマンドリンを弾くときも結構役立ちますね。リズムを体で感じることが出来ればより一層楽しくなること間違いなしです。