48 タイミングを逃すな!

 

「何のタイミングですか?」
そう、一口にタイミングといいましても色々ありますよね。野球で言えばバットを振るタイミング、料理で言えば味付けのタイミング、人生で言えば結婚のタイミングでしょうか。ただ、私は楽器屋ですので、あえて申し上げますが、「楽器を買うタイミング」というお話です。

まず結論から先に申し上げますね。ズバリ、楽器を買うタイミングは・・・「欲しいと思ったとき」です。なんか狐につままれた様な、「はぁ??」と思われる方も多いかと思いますが、これって本当なんですねえ。そもそも楽器というのは音楽を奏でるための道具であるわけですが、その嗜好性は恐ろしく高いもので、日用必需品なんかと比べますと(比べるのがおかしいか)その必要性の低さはもっと恐ろしく、「無くても生きていける」というレベルに達するわけです。

では、なぜ人は音楽を聴き、楽器を弾くのでしょうか。う~ん、ここでは難しい話しはやめておきましょう。それぞれの人には「満足感、充足感を得る」あるいは「得たい」という気持ちがあるのではないでしょうか。これは人間であるからこそそう思うのでしょうね。ただ、何をもってどんな風に満足感、充足感を感じるのかは私にはわかりませんが、この類の気持ちは人間にはどうやら無くてはならないもののようです。

で、話は戻りますが、「楽器が欲しい」と思うのは大変まともな、真面目な人の気持ちだと思います。つまり、その気持ちに「素直に従いましょうね」というのが私の意見でございます。
楽器が欲しいと思って、一度見た楽器がとても良かったけれども、やはりもう一度考えて日を改めて出直したらすでに無かったということは意外と多いんです。しかも、楽器というのは見て、触れて、試して、選んで決めていただくことをお勧めいたします。そうすることでより高い満足感、充足感を得られるのではないかと考えています。

先述で楽器というのは嗜好性が高いと申しました。それは事実ではありますが、楽器が音楽が人の気持ちを豊にしてくれるものであるならば、もはやこれは必需品にも引けをとらない必要性のあるものとなるでしょうね。

楽器を買うタイミング、ご理解いただけましたでしょうか。イグチはいつでも皆様のお手伝いをさせていただきますよ。

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