50 コンサートの企画 その1

なんか堅苦しいお題のようですが、堅苦しい文章は書けません。私が文章を書くとなぜか劇画調のようになってしまうのです。これは私の性格なのでしょうか。
まっ、実はそんなに気にしてはいないのですがね。では、今回も書きます。

街を歩いていると所々でコンサートのチラシやポスター、宣伝を目にすることが出来ますが、皆さんは気にして見た事はありますでしょうか。最近は派手なものや斬新なコピーで目立とうとしているものなど色々あって、結構楽しいです。
その紙面を良く見るといろんな情報が書いてあるのですが、「誰が、どんな苦労を乗り越えて、ようやくここへ辿り着いた」なんてことまでがわかるんですよ。
「フライヤー」というのはそのコンサートの重要な宣伝ツールで、コンサート企画の重要な仕事でもあります。しかし、それはあくまでも準備段階のひとつの成果であって、そこへ辿り着くのに様々な打合せ、お願い事、決め事などがあるのです。この段階で適当なものになってしまうと、その企画自体が人目にも留まらない物になる可能性があります。せっかく素晴しい企画を立てているのにここで躓くとその後がやりにくくなりますので、十分注意して慎重に物事を進めなければなりません。そこで注意する点を書いてみます。

1 何を、いつ、どこで、だれと、を決める。会場の予約。

2 開催内容の詳細について打合せをする。主催はだれなのか。

3 企画の目的について関わる人たちと良く話す。

4 協力者(例えば広告とか協賛)はいるのか。

5 費用はどれくらいかかるのか。見積りをする

6 フライヤーの作成準備。

7 デザイン、校正、印刷、作成部数を決める。チケットも同様。

8 チラシなどの配布方法、委託など詳細に決める。

9 有料のコンサートであれば、どれくらい集客すれば採算がとれるのかを知っておく。

主に以上のようなことが考えられますが、結構面倒くさいことなので、慌てることのないように早めに準備をすることが大事だと思います。ただ、この準備がきちんとできれば、コンサート全体の50%程度の仕事はできたと考えてよいと思います。今回は準備段階だけにしておきます。次回は本番も含めたお話をしたいと思います。

さあ、頑張って準備してみてくださいね。